2015年04月07日17時12分
にっぽん日和 佐賀 唐津市
にっぽん日和 佐賀 唐津市
呼子名物、イカ干しの風景。名産の「ケンサキイカ」は、5~ 10月頃が旬。甘みが強く美味しいイカです。
カメラ/渡邊春信 ライター/岩熊純子 デザイン/北川原由貴 プロダクションマネージャー/池田大作 スペシャルサンクス/唐津市
くんちが終わった日が来年のくんちの始まり
粋な男がヤマを曳き、「さ、上がらんね」とご馳走でもてなす女たち。
「唐津くんち」は人と人をつなぐ祭りです。
唐津のまちの中心に、白い鳥居がまぶしい唐津神社があります。奈良時代に創祀されたという由緒ある社には、住吉三神と神田宗次公の神霊が祀られています。
16世紀の終わり頃に始まったという「唐津くんち」は、唐津神社の秋祭りです。11月2日の宵曳山には、宵の刻(午後7時半)になると各町の曳山があかりを灯して曳き出されます。次の3日には、唐津神社と深い関係のある神田地区の青年たちが、雄獅子、雌獅子の獅子舞を奉納します。午前9時半、いよいよ曳山が揃い、明神台(西の浜お旅所)までの巡行が始まります。
このとき御神体の神輿に乗るのが、唐津神社15代目の戸川忠俊宮司です。
「くんちは、唐津神社からまちまで神様がお出ましになる特別な日です。皆さんにお酒を薦めていただくのですが、私は一日中、神輿に乗るのでいただけないのが寂しいところ(笑)」
4日になると、前日の御神幸とほぼ同じ順路で、東西約8キロを曳山がめぐります。囃子方と国内外からの見物客たちの「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声と声援はフィナーレへ。唐津神社に隣接した、曳山展示場に曳山のすべてが格納され終わると、「唐津くんちが終わった日が来年のくんちの始まり」なのだそうです。
14台の曳山は、奉納した14町の20?40代の青年が中心となって維持されています。「一番組」と呼ばれる組織は、青少年を育てるコミュニティ。この町の女性たちは、縁の下の力持ちとなってくんちを支えます。「くんちでヤマを曳く姿に惚れて、この町にお嫁に来た」という女性たちも多数いるとのこと。
盆暮れ正月にも帰省しない唐津っ子が、この日だけは唐津に帰るというほど、大切な3日間なのです。
カメラ目線で緊張ぎみの唐津神社15代目宮司・戸川忠俊さん。新婚なんだとか。
唐津神社
唐津市南城内3-13
唐津市観光文化スポーツ部観光課長の佐々木正司さん(左)と、同課係長で「嵐を呼ぶ女(雨女)」塚本陽子さん
「くんちの時はカッコよか人の増えるとですよ」と、
イカのポーズで答える唐津市観光文化スポーツ部観光課の「最強の晴れ女」石橋ひとみさん。
きてみらんね~
産地直送! 呼子の朝市
大正時代から開かれているという呼子の朝市。イカを干す風景はこの町ならではの風景。
露店のおばちゃんたちと、値段交渉をするのも楽しみのひとつです。
「ほら、食べていかんねー。いま焼いてきたとよ」と、露店のおばちゃんが差し出してくれるのは、呼子名産のケンサキイカ。「どげんね? 美味しかろう?」というお国言葉と素朴な笑顔が、イカの美味しさを増してくれます。
唐津藩領時代、捕鯨で栄えたこの町は、他藩からも多くの商人がやってきて市を立てました。大正時代には近郊の村から籠を背負った農家の女性たちが行商にやってきて、野菜や果物、花などの農作物も並ぶようになりました。
晴れた日には、メリーゴーランドのような「イカぐるぐる」で、効率的にイカを干す風景が見られます。クリスマスには「イカすクリスマスツリー」が飾られて、おばちゃんたちはサンタに扮するとのこと。輪島朝市、勝浦朝市と並ぶ三大朝市のひとつ、呼子の朝市は、たくましい地元の女性たちが支える市です。
呼子の朝市
「朝市通り」と名付けられた200m ほどの通りに、新鮮な魚介類、季節の野菜や花、果物など、産地直送の品が並びます。
唐津市呼子町呼子(松浦町商店街・バス停/呼子)
営業時間/ 7:30~12:00 休み/元旦
イカ丸で探検
神秘の洞窟といわれる七ツ釜をみることができ、およそ40分間の遊覧で手軽に楽しめるのがイカ丸遊覧です。
玄武岩の断崖絶壁にある洞窟へ入る瞬間は迫力あり!
津とは港なり
国内外の文化の窓口、唐津
茶の湯の名品として好まれる唐津焼、黒松が産んだ松露、
そして近代日本を創造してきた人々。
大陸に開かれた港、唐津が育んできた文化を紹介します。
唐津焼を伝承する女性陶芸家
釉薬のかかった陶磁器を、一般庶民に最も早く普及させた「からつもの」。天正時代、朝鮮から渡来した陶工によって始められました。現在、唐津市で「あや窯」を開く中里文子さんは、中学校の先生から転身。人間国宝、井上萬二氏に師事し、古唐津の文化を伝えてきました。ご主人の中里紀元さんも同じく元は中学校の歴史の先生。ご夫婦で裏千家の先生としても活躍する、80 代の伝統文化伝道師です。
淡如庵(古唐津ミニミニ資料館併設)
唐津市町田5-7-7
Caffe Luna
町の中にひっそりとたたずむ風情のあるカフェ。「この町にお嫁に来た」という進藤真子さんが、ひとりで切り盛りするお店です。唐津焼カップのアマデウス( 550 円)はチョコとホイップクリームのカフェモカでした。
唐津市京町1768-4
ブログ http://shinporian.sagafan.jp/
佐賀県は大隈重信公の生誕地
新たなる早稲田の伝統がここから始まる
大隈重信公の生誕地である佐賀県に、2010 年に開校した早稲田佐賀中学校・高等学校。校舎の目の前にそびえる唐津城本丸に息を呑みます。
明治初年には、唐津藩「耐恒(たいこう)寮」という英学塾を開校しましたが、ここに招かれたのがのちに日銀総裁や総理大臣を務めた高橋是清であり、耐恒寮で学んだ天野為之が、早稲田大学第二代学長を務め、早稲田実業学校を開校しています。現在の体育館の位置にあった耐恒寮からは、ほかにも建築家の辰野金吾、鉱業家の吉原政道、大審院判事を務めた掛下重次郎など、のちの日本を背負って立つ若者が巣立ちました。
島田菓子店の「唐津六萬石」
創業は昭和25年、「唐津六萬石」は、唐津藩主の禄高です。包み紙に印刷された三階菱は、唐津藩主の末裔に許可をいただいた由緒ある紋章です。島田登子さん(中)は2代目、3代目を継ぐのは息子の大さん(左)。「私はくんちにだまされて(笑)、柳川からお嫁に来ました」という妙子さん(右)が寄り添います。
唐津ブランド認証
唐津六萬石
120 円/個(税込)
島田菓子店
唐津市平野町1594-1
産品唐津ブランド
全国の大名が集まり、大陸との交流の窓口として国内外の文化が交わってきた港・唐津。ここで人々が育んできた産品を、「唐津ブランド」に認証しました。
認証基準は、唐津の自然環境と共生体験ができるもの、大陸との交流拠点である唐津の歴史を感じるもの、唐津の文化や芸術を感じるものなど9項目があります。
現在、農林畜産品、加工食品などの12 品が認証を受けています。
宮田松露饅頭本店の「松露饅頭」
唐津の名勝「虹の松原」に自生する「松露」は、黒松の根元にあらわれる、いまでは幻と言われるキノコの一種。その丸い姿をモデルにした「松露饅頭」は、唐津の銘菓です。創業は天保年間という「宮田の松露饅頭」、宮田正英さんは6代目。平成のいまも、伝統の製法ですべて手焼きで製造しています。
唐津ブランド認証
宮田 松露饅頭
1155 円/12 個(税込)
宮田の松露饅頭
唐津市呉服町1815-1
JALでいく
同じ佐賀県といっても、唐津へ行くには佐賀空港より福岡空港からの方が早い。しかも便数も多いとあって羽田発のJAL便で移動、昼頃には呼子に着いた。どんよりしていた曇り空も、迎えてくれた「最強の晴れ女」を自称する石橋ひとみさんのおかげか、一転して青空に! スムーズに取材を進めることができた。唐津くんちの心のふるさと、唐津神社で引いたおみくじもなんと「大吉」。だがこのおみくじ、宮司によれば「子供たちにも買えるように」ということで30円とずいぶん低価格に抑えられていたのだが、まさか灼あらたかさまで抑えられているのではあるまいかといささか心配になってきた。
木村政雄
呼子名物、イカ干しの風景。名産の「ケンサキイカ」は、5~ 10月頃が旬。甘みが強く美味しいイカです。
カメラ/渡邊春信 ライター/岩熊純子 デザイン/北川原由貴 プロダクションマネージャー/池田大作 スペシャルサンクス/唐津市
くんちが終わった日が来年のくんちの始まり
粋な男がヤマを曳き、「さ、上がらんね」とご馳走でもてなす女たち。
「唐津くんち」は人と人をつなぐ祭りです。
唐津のまちの中心に、白い鳥居がまぶしい唐津神社があります。奈良時代に創祀されたという由緒ある社には、住吉三神と神田宗次公の神霊が祀られています。
16世紀の終わり頃に始まったという「唐津くんち」は、唐津神社の秋祭りです。11月2日の宵曳山には、宵の刻(午後7時半)になると各町の曳山があかりを灯して曳き出されます。次の3日には、唐津神社と深い関係のある神田地区の青年たちが、雄獅子、雌獅子の獅子舞を奉納します。午前9時半、いよいよ曳山が揃い、明神台(西の浜お旅所)までの巡行が始まります。
このとき御神体の神輿に乗るのが、唐津神社15代目の戸川忠俊宮司です。
「くんちは、唐津神社からまちまで神様がお出ましになる特別な日です。皆さんにお酒を薦めていただくのですが、私は一日中、神輿に乗るのでいただけないのが寂しいところ(笑)」
4日になると、前日の御神幸とほぼ同じ順路で、東西約8キロを曳山がめぐります。囃子方と国内外からの見物客たちの「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声と声援はフィナーレへ。唐津神社に隣接した、曳山展示場に曳山のすべてが格納され終わると、「唐津くんちが終わった日が来年のくんちの始まり」なのだそうです。
14台の曳山は、奉納した14町の20?40代の青年が中心となって維持されています。「一番組」と呼ばれる組織は、青少年を育てるコミュニティ。この町の女性たちは、縁の下の力持ちとなってくんちを支えます。「くんちでヤマを曳く姿に惚れて、この町にお嫁に来た」という女性たちも多数いるとのこと。
盆暮れ正月にも帰省しない唐津っ子が、この日だけは唐津に帰るというほど、大切な3日間なのです。
カメラ目線で緊張ぎみの唐津神社15代目宮司・戸川忠俊さん。新婚なんだとか。
唐津神社
唐津市南城内3-13
唐津市観光文化スポーツ部観光課長の佐々木正司さん(左)と、同課係長で「嵐を呼ぶ女(雨女)」塚本陽子さん
「くんちの時はカッコよか人の増えるとですよ」と、
イカのポーズで答える唐津市観光文化スポーツ部観光課の「最強の晴れ女」石橋ひとみさん。
きてみらんね~
産地直送! 呼子の朝市
大正時代から開かれているという呼子の朝市。イカを干す風景はこの町ならではの風景。
露店のおばちゃんたちと、値段交渉をするのも楽しみのひとつです。
「ほら、食べていかんねー。いま焼いてきたとよ」と、露店のおばちゃんが差し出してくれるのは、呼子名産のケンサキイカ。「どげんね? 美味しかろう?」というお国言葉と素朴な笑顔が、イカの美味しさを増してくれます。
唐津藩領時代、捕鯨で栄えたこの町は、他藩からも多くの商人がやってきて市を立てました。大正時代には近郊の村から籠を背負った農家の女性たちが行商にやってきて、野菜や果物、花などの農作物も並ぶようになりました。
晴れた日には、メリーゴーランドのような「イカぐるぐる」で、効率的にイカを干す風景が見られます。クリスマスには「イカすクリスマスツリー」が飾られて、おばちゃんたちはサンタに扮するとのこと。輪島朝市、勝浦朝市と並ぶ三大朝市のひとつ、呼子の朝市は、たくましい地元の女性たちが支える市です。
呼子の朝市
「朝市通り」と名付けられた200m ほどの通りに、新鮮な魚介類、季節の野菜や花、果物など、産地直送の品が並びます。
唐津市呼子町呼子(松浦町商店街・バス停/呼子)
営業時間/ 7:30~12:00 休み/元旦
イカ丸で探検
神秘の洞窟といわれる七ツ釜をみることができ、およそ40分間の遊覧で手軽に楽しめるのがイカ丸遊覧です。
玄武岩の断崖絶壁にある洞窟へ入る瞬間は迫力あり!
津とは港なり
国内外の文化の窓口、唐津
茶の湯の名品として好まれる唐津焼、黒松が産んだ松露、
そして近代日本を創造してきた人々。
大陸に開かれた港、唐津が育んできた文化を紹介します。
唐津焼を伝承する女性陶芸家
釉薬のかかった陶磁器を、一般庶民に最も早く普及させた「からつもの」。天正時代、朝鮮から渡来した陶工によって始められました。現在、唐津市で「あや窯」を開く中里文子さんは、中学校の先生から転身。人間国宝、井上萬二氏に師事し、古唐津の文化を伝えてきました。ご主人の中里紀元さんも同じく元は中学校の歴史の先生。ご夫婦で裏千家の先生としても活躍する、80 代の伝統文化伝道師です。
淡如庵(古唐津ミニミニ資料館併設)
唐津市町田5-7-7
Caffe Luna
町の中にひっそりとたたずむ風情のあるカフェ。「この町にお嫁に来た」という進藤真子さんが、ひとりで切り盛りするお店です。唐津焼カップのアマデウス( 550 円)はチョコとホイップクリームのカフェモカでした。
唐津市京町1768-4
ブログ http://shinporian.sagafan.jp/
佐賀県は大隈重信公の生誕地
新たなる早稲田の伝統がここから始まる
大隈重信公の生誕地である佐賀県に、2010 年に開校した早稲田佐賀中学校・高等学校。校舎の目の前にそびえる唐津城本丸に息を呑みます。
明治初年には、唐津藩「耐恒(たいこう)寮」という英学塾を開校しましたが、ここに招かれたのがのちに日銀総裁や総理大臣を務めた高橋是清であり、耐恒寮で学んだ天野為之が、早稲田大学第二代学長を務め、早稲田実業学校を開校しています。現在の体育館の位置にあった耐恒寮からは、ほかにも建築家の辰野金吾、鉱業家の吉原政道、大審院判事を務めた掛下重次郎など、のちの日本を背負って立つ若者が巣立ちました。
島田菓子店の「唐津六萬石」
創業は昭和25年、「唐津六萬石」は、唐津藩主の禄高です。包み紙に印刷された三階菱は、唐津藩主の末裔に許可をいただいた由緒ある紋章です。島田登子さん(中)は2代目、3代目を継ぐのは息子の大さん(左)。「私はくんちにだまされて(笑)、柳川からお嫁に来ました」という妙子さん(右)が寄り添います。
唐津ブランド認証
唐津六萬石
120 円/個(税込)
島田菓子店
唐津市平野町1594-1
産品唐津ブランド
全国の大名が集まり、大陸との交流の窓口として国内外の文化が交わってきた港・唐津。ここで人々が育んできた産品を、「唐津ブランド」に認証しました。
認証基準は、唐津の自然環境と共生体験ができるもの、大陸との交流拠点である唐津の歴史を感じるもの、唐津の文化や芸術を感じるものなど9項目があります。
現在、農林畜産品、加工食品などの12 品が認証を受けています。
宮田松露饅頭本店の「松露饅頭」
唐津の名勝「虹の松原」に自生する「松露」は、黒松の根元にあらわれる、いまでは幻と言われるキノコの一種。その丸い姿をモデルにした「松露饅頭」は、唐津の銘菓です。創業は天保年間という「宮田の松露饅頭」、宮田正英さんは6代目。平成のいまも、伝統の製法ですべて手焼きで製造しています。
唐津ブランド認証
宮田 松露饅頭
1155 円/12 個(税込)
宮田の松露饅頭
唐津市呉服町1815-1
JALでいく
同じ佐賀県といっても、唐津へ行くには佐賀空港より福岡空港からの方が早い。しかも便数も多いとあって羽田発のJAL便で移動、昼頃には呼子に着いた。どんよりしていた曇り空も、迎えてくれた「最強の晴れ女」を自称する石橋ひとみさんのおかげか、一転して青空に! スムーズに取材を進めることができた。唐津くんちの心のふるさと、唐津神社で引いたおみくじもなんと「大吉」。だがこのおみくじ、宮司によれば「子供たちにも買えるように」ということで30円とずいぶん低価格に抑えられていたのだが、まさか灼あらたかさまで抑えられているのではあるまいかといささか心配になってきた。
木村政雄
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- 5L編集部
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